なるべく冷えないようにいろいろ工夫をしていましたが、
先月の中旬から、どうにもこうにも寒すぎて辛くなってまいりました。
漢方の出番ですね。
特に辛いのが、足の冷えと手の冷えと、頭痛。
寒い季節は、毎年これらの症状に悩まされております。
あまり深く考えずに、西洋の治療のノリで
当帰四逆加呉茱萸生姜湯を飲んでみました。
一回目は、シナモン風味のショウガのお菓子の味。
二回目以降は、青のりと紅ショウガの乗った甘めのソース焼きそばの味。
元気な人にとっては、苦くて二度と飲みたくない味らしいんですけど、
普通の食べ物の味に思えてしまった私には、合っていたのでしょうか。
胃のあたりがカーッとして、腰周りが温かくなったまではよかったのですが、
何回飲んでも太ももまでしか温かくならず、ひざ下と手は冷たいまま。
そのうち、顔のほてりが出てきてしまいました。
あーダメだったか。あきらめです。
うーん。漢方は、やっぱり証に合わせて内服しないといけませんね。
中医にお伺いをたて、補中益気湯を処方していただきました。
冷えにポイントを絞った処方ではないので、
冷えでよく言われている漢方ではありません。
西洋のノリではわからないものがあります。
飲んでの結果ですが、
冷え以外の症状が先に改善され、
2週ほどしたら、手足が冷えにくくなりました。
今回は、じんわり効いた感じ。
漢方、ますますハマりそうです。