後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)にレーザーを当ててみました。


左が色素沈着の頃、右が今回の照射前。
今まで3回当てているので、もうあんまり目立たないんですけどね。
後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)は、
文字通り色素のメインの場所は真皮なので、たいていカサブタになりません。
でも、表皮の色素が反応して、軽くカサブタっぽいものができることはあります。

照射後は、こんな感じに赤紫色の出血斑が目立ちます。
この程度の赤は、化粧で隠せますからね。
よっぽど大事な用が無い限りは、問題ないでしょう。
ADM自体はゆっくりゆっくり薄くなりますので、
2,3か月ごとに複数回の照射を行います。
私の場合、間隔がすごく空いているため、はじめの照射から2年以上経っています。
そして、今回が4回目の照射。
治療のペースはゆっくりでも構わないんですよ。
いろいろなクリニックに行かれて、その後当院に来られる方の大半は、
後天性真皮メラノサイトーシスで悩まれております。
なかなか消えないから、いろいろな所に行かれるのでしょうね。
なかなか消えないものですので、あせらずじっくり薄くしていきましょう。
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